PHP をインストールする
Plesk は、追加設定なしで複数の PHP バージョンとハンドラタイプをサポートできます。このトピックでは、Plesk 管理者がサーバに PHP をインストールする方法を説明します。
PHP のインストール/アンインストール
サーバに特定の PHP バージョンをインストールするか、サーバからいずれかの PHP バージョンをアンインストールするには、次の手順に従います。
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[ツールの設定]> [アップデートとアップグレード] に進み、 [コンポーネントを追加/削除] タブを開きます。
- (Plesk for Linux)[Web hosting]セクションを展開し、[PHP interpreter versions]セクションを展開します。
- (Plesk for Windows)[Plesk hosting features]セクションを展開します。
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ここで、現在インストールされている PHP バージョンには緑色のチェックボックスアイコンが表示され、現在インストールされていないバージョンには赤いバツ印が表示されます。インストールしたい PHP バージョンを選び、そのアイコンをクリックして [Install] をクリックします。アンインストールしたい PHP バージョンを選び、そのアイコンをクリックして [Remove] をクリックします。以下の画面では、PHP 7.1 がインストール対象として選択されており、PHP 5.6 がアンインストール対象として選択されています。
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[Continue]をクリックし、選択した PHP バージョンのインストール/アンインストールを実行します。
追加 PHP バージョンをインストールするときはいつでも、Plesk が標準の PHP ハンドラタイプ(CGI、FastCGI、PHP-FPM)を自動的に構成します。
注釈: 古い OS(CentOS 6.x など)で PHP-FPM ハンドラの使用を有効にするには、PHP-FPM support from OS vendor**コンポーネントのインストールが必要になります。このコンポーネントは、**[コンポーネントを追加/削除]タブで[Web hosting]>[Nginx web server and reverse proxy server]セクションでにあります。
注釈: 新しい OS(Debian 9 など)には、古い PHP バージョン(5.6 以前)をインストールできない可能性があります。これは、これらの OS に付属する最新の OpenSSL バージョンに対応していないためです。
サーバにインストールされた PHP バージョンごとに、特定のハンドラタイプを顧客に対して使用可能/使用不可にすることができます(たとえば、PHP 7.1 では FastCGI と PHP-FPM の両方を使用可能にし、PHP 5.6 では PHP-FPM のみを使用可能にすることができます)。また、個々の PHP バージョンに対して PHP 設定を構成することもできます。